先日、クロコダイル オーストリッチ へびのそれぞれの良さを
説明してくださいとコメント頂いたのでずっと自分のなかでどうご説明
すれば良いのか考えていたのですが今の現時点のわたくしの立場で書きます。
正直なところクロコダイルが大好きな方は大好きで
へびが大好きな方は大好きで
オーストリッチが大好きな方は大好きで
人によって感覚が違うようにそれぞれ見た感じであっ!この革
好き!って思うと思うのでご自身が見て感覚を大事にしていただければと思います。
クロコダイルは見た目のクールさがありますので
すごく人気があります。
マットのクロコダイルを使い込んでいくと
すごくいい味がでるので本当に素敵です。
なんというか自分のものにする的なかんじ。
あまり、いまはかために作らずに
柔らかく制作する方が時代に合っているので
だからこそマットのクロコダイルの良さが余計に出るのではないかと思います。
うちは極限まで薄くクロコダイルを漉いて
グニャグニャにして職人さんと仲良しケンカ。。。になりますが(笑)
マットの良さを引き出してあげるデザインを日々勉強です。
ツヤのタイプのクロコダイルは
やはりすぐにわかるゴージャス感が一番なのではないでしょうか?
ただ、手の油が強い方が
ツヤがだんだんとなくなってくるのが早いかなと思います。
ただ、艶出しもできますので
マットとツヤは両方それぞれの良さがあるので
自分のその時の気分で選んで頂ければと思います。
また、クロコダイルは今現時点では日本国内で値段があがっています。
取引は腹の大きさによって違うのですが1センチいくらで取引しています。
ので、本当に本当に高いです。
小物や鞄・バックに使うクロコダイルはどのように見せたいかによって
裁断の仕方に違いがありますが。
基本的に裁断する私たちはセンターどりにこだわります。
脇に丸い形のたまふがくるように。
シンメトリーに。
ただ、お客様一人一人好みが違うように
極力たけふだけ使ってほしいや荒い大きい柄がいいとか
色々あります。なので、どの使い方が正解はないなと感じています。
なぜなら、使われるのはお客様なのでその方が毎日の日常でHappyな気持ちに
なれる子達を作るのが使命かなと。
お値段が可愛くはないですが、やはりお財布から始めて
最終的に鞄 バックのオーダー 楽しいと思います。
へびほど好き嫌いがはっきりする
革もないなと感じております。
今はへび!!という感じを強調しないヘビの革もでてきているので
昔ほど抵抗はないかなとは思うのですが。
革自体が薄いので
軽さを求めたりする方にはぴったり!かと思います。
よく、いえ、毎回(笑)
この鱗がはがれる?はがれちゃわない?と
聞かれますが大丈夫です。
使えば使うほど味わい深くなりますし、うちの子達の
鱗は使うとぴとっとなる感じになるんですよね。
うっ、伝え方が難しいですが。。。
また、昔から金運に強いとへびは言われていますので
とてもよくお財布に選ばれる方は多いです。
実際、へそくり袋が異常に(笑)
売れます。
クロコダイルが好きな方に誰にもわからないように
自分だけのお守り代わりとして
わたくしが考案してへびを内側に使用したお財布も好評です。
嫌な人を遠ざけたり、良い人を引き寄せたりということも
あったりするみたいですし、
自分を守ってくれたりすることもへびにはいい伝えが多いこともありますので
なにかよし!!いくぞ!!的な時に
使っても良い革だなと思っています。
オーストリッチは
本当に丈夫です。このボツボツ、クイルというのですが
羽を抜いたあとですね。
これがオーストリッチの特徴です。
自己責任においてですが
雨にぬれても大丈夫ですし、丈夫な革です。
これは寒暖の差が激しい
南アフリカの革だからだと思います。
それぞれに本当に良さがあるのですが
また好みが人によって違うのでどんな目的でどんな用途で
使いたいか?によってお勧めする革が違いますので
ぜひぜひ東京 上野 アメ横 君島鞄商会にお立ち寄り頂けると嬉しく思います。
また、コメントのご質問のお返事が遅くなってしまったこと
本当に申し訳ありませんでした。
君島鞄商会 君島美雪